自分のお仕事、第三者から助言をもらうことも大事

先日、スポーツバーを経営される方から相談を受けました。スポーツバーとは言っても毎晩スポーツイベントがあるわけではありません。スポーツとは違った方向で助言しました。

スポーツバーといえば・・・

自分がスポーツバーと聞いて思いつくのは恵比寿のFootNik。15年ほど前に恵比寿に住んでいたとき、いつも外国人が集まって賑わっていました。その頃、日韓共催のサッカーW杯があったので、その時は立ち飲みの人たちが歩道まであふれていました。

このバーはスポーツというよりはイギリス風のパブというのが売りでした。画面もそんなに大きいわけではないですし。

 

スポーツバーに来るのはどういう人か?

スポーツバーとは言っても、スポーツ観戦自体は動画のDAZNがありますし、従来からのスカパーやWOWOWもあります。以前はアンテナを立てらなくて視聴できないという問題もありましたが、今はネットを通じて観ることができます。

そこで、魅力あるコンテンツを観たくてスポーツバーに来るというよりも、みんなで盛り上がって観戦したい人がスポーツバーに集まってくるという仮説ができます。

 

経営を安定させることが大切

スポーツを観てもらうためのバー、という施設だと、放映するスポーツの注目度によって集客量が変わってきます。毎晩大きなイベントあるわけではないですし。

自分が提案したのは、映像に没頭できる場所があるということを売りにしてはどうかと。

具体的には、セミナーやイベント会場としての利用です。セミナーであれば、20人〜30人位で没頭することができる会場は貴重ですし、その後の懇親会でお酒を出してくれれば非常に便利です。イベントでも、映像を流すことができますし、お酒や食べ物もオーダーできるので、不特定多数の方に使って貰うには好都合です。

もちろん、集客できるスポーツのイベントがあるときはそちらを優先し、オフの日にイベント会場として使って貰えば、固定収入を確保することができます。

 

第三者のアドバイス

経営が順調であれば、忙しい時間を割いて他の人から助言をもらう必要はありません。ただ、人間ドックや健康診断と一緒で、誰かに今の状態を判断して貰うことは有効だと思います。

自分一人で経営していると気づかないことが、経営に直接関わっていないものの、多くの企業の経営を診断している人間を活用すれば、普段とは別の角度で助言できるものです。

中小企業診断士は元々企業診断をする専門家として国家資格になっていまして、それぞれの専門分野に応じてコンサルなどをしています。ただ、専門でなくても何らかの助言はすることができます。現場の改善レベルだとその業界に精通していないと無理ですが、経営そのものであれば、俯瞰して強いところ弱いところを判断することができます。

ご興味がありましたら、一度ご相談ください。

 

◆自己紹介

私、山下哲博は、これから創業する方、少人数でビジネスをされている方に特化したビジネスコンサルタント(中小企業診断士)です。

・これから創業したい

・ひとりビジネス〜3,4名程度の事業主で相談相手が欲しい

・フランチャイズに加盟してみようかと考えている

こんな方に役立つよう、自分の仕事の中からヒントになるものが有ればよいとブログを書いています。

 

あとがき

今晩のNHKニュース、お台場の水質が悪化しているというニュースの中で、最近トライアスロンの記事の中で「東京近郊のスイムは水が汚い」と書かれていた税理士の先生がインタビューを受けていました。おそらく、ブログが目に止まって取材を受けたのではないかと。ブログ、結構侮れないです。