営業を分業するサービスから、顧客獲得の重要性を考える

新規の営業で一番大変なのが、新規の訪問先作り、いわゆる「テレアポ」です。どういうお客様がどういうニーズを持っているのかが不明確なまま、自社のソリューションを説明してアポ取りまでこぎつけるのは大変です。そんなアポ取りをサポートする、株式会社WEICの「超速アポハンター」についての新聞記事を読み、同社のサービスと、顧客獲得の重要性を考えてみました。

https://www.value-press.com/pressrelease/124166

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クラウドとアウトバウンドの組み合わせ

営業マンに変わって新規のアポイントを取るサービスは以前からありました。このサービスの目新しいところは、過去の商談結果を基に理想的な高収益見込み客を抽出し、その顧客とのアポイントを営業マンの予定を見ながら取ってくれるところです。理想的な見込み客のリストアップと営業マンの予定を見ながらアポイントを入れていくところがセールスポイントです。

営業マンは隙間時間をみて電話してアポイントを取ろうとするのですが、昼間にオフィスにいると、上司から机に座っていないで早く営業に行け!と言われてしまいます。新規のアポ取りは相手からも疎まれることが多く、精神的な疲労も大きいです。また、どういう事業者が良いのか、電話を掛ける先を探すのも大変です。

アポ取りを代行してくれる上、案件につながる確率の高い企業とのセッティングをしてくれるのであれば、これは営業マンにとっても、営業マンをあずかるチームにとっても、効果が大きそうです。

 

顧客を獲得すること

どのような商売であっても、提供する商品やサービスを買ってくれる人がいないと始まりません。私のようなコンサルタント業であれば、自分のサービスを精査し、どのような事業者様にニーズがあるのかを考えて、PRしていかないとなりません。私の専門とする、フランチャイズに加盟するのであれば、フランチャイズに加盟して本当に利用者を集めることができるのか、慎重に見積もる必要があります。

また、やたらと宣伝費ばかりかけるわけにも行きませんので、日々情報発信していく必要もあります。最近はSNSやこうしたブログが重要性を増しています。フランチャイズに加盟する場合は、インターネットでの個別の情報発信について何らかの規制があることが多いです(チェーンのイメージを統一化するため)。本当にフランチャイズに入った方が良いのか、自力でやった方が良いのかについても十分に検討した方が良いでしょう。

 

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私、山下哲博は資金調達サポートとフランチャイズを専門分野とする小規模事業者のビジネスサポーターです。企業の成長戦略をサポートすることで、地域にビジネスの芽が定着できるようお手伝いしています。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

 

あとがき

シルバーウィークにつづいて、10月の3連休もたっぷり楽しむことができました。これから涼しくなって良い季節になりますので、上り調子で年末まで突き進みたいと思います。