新聞の報道で起業する方の平均年齢が紹介されていました。その年齢が若いのか遅いのかはともかく、40歳を過ぎて挑戦しようとする方が多いのは良いことです。
起業する人としない人
起業に関しては、「起業したい人」と「実際に起業する人」がいます。割と多いのが、「起業したいんですよね・・・」という方です。自分も中小企業診断士という資格を取ってからは、そういう人が多いです。社会人大学院にいるときにも多かったです。
ただ、起業したいと口で言っているだけの人と、実際に起業する人は大きく違います。実際に起業する人は、無駄なことは言わずに着々と準備している方が多いです。
起業の準備
起業するには「商売のネタ」が必要です。個人のコンサルであれば、コンサルのメニューが必要ですし、仕事を引き寄せる理由が必要です。
フランチャイズに加盟すれば、商売のネタがなくても起業できますが、それであっても、自分がどういう商売をするのかは自分で考えるべきでしょう。
資格を取るというのも独立開業には有効ですが、資格を取っただけでは仕事は取れません。やはり、ご自分の専門分野について磨きを掛けていく必要があります。
42歳で起業する際の準備
起業の平均年齢が42歳というところで落ち着いているには理由が有ると思います。大学を卒業するのが22歳くらいですので、そこから20年ほど会社員をして経験を積んで来た年齢であること、女性であれば、20代後半から30代前半で結婚して育児をしていれば、その位の年齢で子供が大きくなって落ち着くころです。経験がないと起業できないですし、家族の状況が独立を許してくれるのがその頃の年代ということになるのだと思います。
自分の場合は、30歳で転職して、それからは独立するチャンスを探していました。独立するために資格を取るのに2年半かかって、それから準備して、38歳で独立開業しました。今思うと、何も考えてなかったのですが、何とかやってくることができました。
42歳という年齢を逆算すると、35歳くらいでキャリアの棚卸しをして、独立に向けて足りないものを理解し、集めていくことになると思います。なお、独立に当たって、最初の資金は重要です。最初は生活費6ヶ月くらいのお金が有った方が安心です。
ただ、実際には起業したいと思ったときが独立の時期です。ただ、最低限の用意と心構えが必要ですので、第三者に相談されると良いでしょう。お問い合わせいただければ、必要な準備について助言させていただきます。なお、初回相談は無料です。
◆自己紹介
私、山下哲博はサービス業や流通業の小規模事業者向けのビジネスコンサルタント(中小企業診断士)です。
・フランチャイズを中心とした創業
→本部選びや創業時の計画、創業時の融資獲得
・フランチャイズ化とのれん分け
→多店舗展開、店舗の収益力向上
・補助金や融資などの経営計画づくり
→認定支援機関として、補助金の計画作成や日本政策金融公庫と連携した
融資サポート
これまで経験してきたことを元に、難しいことを分かりやすく、経営者のこれからの道筋が明確になるよう、サポートさせていただきます。
あとがき
SMAP解散!それほどファンでも無いのですが、一つの時代が終わったようで寂しいです。