外食の大手がアルバイトの採用を大手が一括で行うよう、切り替えを進めているようです。多くの業態のフランチャイズにとって、アルバイトの確保は不可欠です。この話題を掘り下げてみたいと思います。
大手チェーンの動き
・日本KFC コールセンターでアルバイト募集を一括受付→各店舗振り分け
・すかいらーく 本社の募集窓口が面接日程を調整し、対応を早くする。
・モスフード 本部でアルバイト600名の研修を実施
なお、セブンイレブン・ジャパンはパート・アルバイトの募集を既に一括募集で受け付けています。
これだけ見ると、外食とコンビニでアルバイトを奪い合っているようです。
サービスFCへの影響
フランチャイズの特徴はマニュアル化によって業務を標準化することです。その結果、アルバイト・パートであっても期待している労働量に達することになるのですが、サービスの現場ではそこまでのマニュアル化は難しいです。フルタイムの正規従業員ではないという意味で、パート・アルバイトも雇ってはいますが、数が足りていれば良いというものではありません。
サービスの特性として、業務を標準化して提供サービスの質を揃えたとしても、利用した人の満足度はサービス提供者の接客の質に左右されます。そのため、サービス業は従業員が商品とも言われます。
ただ、今後も外食とコンビニ業界が人を取り合っている状況が続けば、人を採用するのが一層きつくなり、サービスFCも採用が益々厳しくなっていくでしょう。パート・アルバイトが集まるかどうかに今後の成長が左右されますので、パート・アルバイトが集まりやすい職場づくりに取り組まなくてはならないでしょう。
→時給も一つの要素ですが、仕事のしやすさなどで、既存のアルバイトから紹介をもらえるような職場が理想ですね。
もし、フランチャイズ起業を考えている方は、パート・アルバイトを見つけやすい職場づくりを心がけてください。特に、サービスFCにおいては、従業員はコストでもありますが、商品そのものでもありますので。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
(あとがき)
昨日夜にブログのURLをいじっていて、管理画面に一切アクセスできなくなってしまいました。こうやってブログ書いていても裏の仕組みは分からないことがたくさんありますので、かなり焦りました。
ただ、夜中に散漫な頭でいろいろと対策を調べるよりも、昼間のはっきりした頭で取り組んだ方が効率が良いですね。改めて、仕事は集中力だと思いました。