サービス業の特性として「分かりづらい」という特性があります。サービス業で開業する方は一工夫が必要です。
サービス業の特性
サービス業は「目に見えない」という特性があります。また、「品質が一定しない」という特徴もあるので、サービスの善し悪し、実際の内容は受けてみないと分からないのです。
目新しいサービスの難しさ
商品であれば、消費者からのニーズがあって価格的に問題なければ、目新しくて類似商品がないことが強みになります。しかし、サービスは目新しすぎるとそれがどのようなものなのかは分かりません。
たとえば、経営コンサルタントという職業なら社会的に認知されていますが、お掃除コンサルタントという職業に対して、一般の方からお金を出してもらうにはサービス内容について相当の説明をしないと難しいでしょう。
(経営コンサルタントについても、実際にお客様を獲得するのは難しいです)
サービスを少しでも分かりやすく説明する
サービスを分かりやすくするには、よく使われている名称を使うことです。先ほどの例で言えば、お掃除は誰しもやっていることなので、お金を払って何をしてくれるのかが分かりづらいです。お金を払ってお願いするだけのメリットが感じられないと、わざわざサービスを購入してくれる人はいません。
そして、具体的に何をするのかを示すことが必要です。お掃除のために、例えば、汚れないところを綺麗にしてくれるのか、掃除の習慣づけをしてくれるのか、整理整頓のルール化を教えてくれるのか、具体的に例示してくれると分かりやすくなります。
サービス業は、サービス内容をターゲットユーザーに分かりやすく示すことが必要です。業界の中では専門家として認知されていても、その価値を買い手に分かりやすく示さないと顧客の開拓は難しいです。
専門家ほど、専門家であることを説明することを省こうとする傾向がありますので、サービス内容を分かりやすく示すよう心がけましょう。専門家のマーケティングについてもご支援させていただきます。
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私、山下哲博は店舗ビジネスの発展支援と資金調達サポートを強みとする、小規模事業者向けのビジネスコンサルタントです。
・補助金や事業計画のサポート
・売上増加につながるご支援
難しいことを分かりやすく、経営者の右腕になるべく帆走型のサポートを行っています。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
あとがき
東京・練馬は37度を超えたとか。ちょうど昼過ぎに練馬にいたので、汗が止まりませんでした。