フランチャイズであれ、直営展開であれ、多くのお店ができるときにはマニュアルが必須になります。マニュアルは外部に依頼することもありますし、内部で作成することもあります。お勧めは、最初は外部の力を借りて作成し、その後に自力で更新していくことです。
マニュアルの作成手順
マニュアルを作るときには、何をマニュアルにするのかを検討します。最初は箇条書きで良いので、マニュアルにするべき業務を拾い上げていきます。
先ずは大きな分類を考えて、その中に必要なページ(要素)を出していきます。
項目だし
この項目だしこそが、マニュアル作成に欠かせません。そして、業務一つ一つは現場に協力してもらいながら、写真をとったり、作業のコツを入れたりして作成していきます。
読みやすくする
やり方だけが書いてあっても読んでいて面白くないでしょうから、なるべく写真を入れて説明していきます。そして、クレームになってしまった例やトラブルも入れておくと良いでしょう。正しいやり方を説明するばかりでなく、基本動作を守ることの大切さを理解してもらうためです。
マニュアル作りの効果
マニュアルを作るということは作業の標準化に他なりません。作業のやり方やコツといったことが、マニュアルを作る課程で標準化されるようになります。それによって、本部も知らなかった現場の実態が見えてきます。本質的にはベストのやり方を探求することに他なりません。
マニュアルは格好良く仕上げることより、現場の知恵を収集することが肝心です。マニュアル作成を通じて、現場と業務改善に取り組むのが理想です。
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私、山下哲博は店舗ビジネスの発展支援と資金調達サポートを強みとする、小規模事業者向けのビジネスコンサルタントです。
・補助金や事業計画のサポート
・売上増加につながるご支援
難しいことを分かりやすく、経営者の右腕になるべく帆走型のサポートを行っています。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
あとがき
今日から火曜日まで神奈川県中央部にて小売店支援プロジェクトに伴う現地調査です。天気は大丈夫そうなので、後は体力勝負になります。