白物家電、国内メーカーの衰退を実感

我が家で掃除機を買い換えようという話をしているのですが、国内メーカーの製品は選択肢に入ってきません。テレビやパソコンでも気になるニュースがありましたので記してみます。

 

国内メーカーのスティック型掃除機は1年しかもたず

我が家の掃除機はもともと、海外メーカーのElectrolux製のエルゴラピードを使っていました。この掃除機はコードレスの割には吸引力があり、軽量でもあるので、とても使いやすいものでした。ただ、家が広くなったのでバッテリーが持たないことから国内メーカーのコード付のスティック型掃除機を購入しました。

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↑コードレスのスティック型掃除機 エルゴラピード

しかし、この掃除機は吸引力が弱く、冬になると静電気の影響で床に落ちてる髪の毛を吸わない代物でした。掃除機自体は毎日かけているのですが、妻のアレルギー性の鼻炎がひどくなってきたので買い換えようと話をしています。

 

価格コムの掃除機上位は海外製

スティック型掃除機で上位に出てくるのは、以前使っていたエルゴラピードとダイソンです。ネコが2匹いて抜け毛も多いので、より吸引力の強いものということで、今回はダイソンを選ぶ予定です。国内メーカーだとT社、P社などがありましたが、ほとんど比較の対象になりませんでした。

以前、ロボット型掃除機を検討するときも、P社やS社という選択肢もありましたが、アイロボット社のルンバにしました。

 

東芝、テレビ生産撤退へ 国内メーカーの得意分野が減少する一方

掃除機で国内メーカーを検討しなかった件から、東芝がテレビ生産から撤退するニュースを思い出しました。今、自宅リビングにあるテレビはシャープ製ですが、こちらも将来の見通しが全く付いていません。早晩にも会社がどうなるかという状況です。シャープも東芝も白物家電やテレビ、パソコンで世界をリードしていたメーカーだったと思いますが、ずいぶんと落ちぶれてしまったものです。

また、アップルにとってお手本だったと言われるソニーもウォークマンはアップルに取って代わられ、スタイリッシュなモバイルPCと言えばVAIOからMacに変わりました。

三洋電機の白物家電分野事業を取得したハイアールは、元々三洋ブランドで展開していた製品については、AQUAブランドで売り出していくと発表されています。

 

白物家電は先進国ばかりでなく、世界的に需要が高まっています。そのような中で、価格だけでなく機能的にも海外メーカーの方が魅力的な製品を展開するようになり、国内メーカーは今後益々苦戦するように感じられます。

デザインばかりでなく、機能面でも海外メーカーに遅れを取るようになり、今後が心配になりました。

 

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私、山下哲博は店舗ビジネスの発展支援と資金調達サポートを強みとする、小規模事業者向けのビジネスコンサルタントです。難しいことを分かりやすく、経営者の右腕になるべく帆走型のサポートを行っています。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

 

あとがき

我が家のスティック型掃除機は吸い込みが弱いという致命的な欠点もありますが、そもそも自立しません。床にベタッと置くのが正しい置き方なのか、理解に苦しむところです。機能やデザインで劣っていても、こういう部分の配慮は欲しいところです。