中小企業の支援には様々なメニューがあります。アベノミクスは悪く報道される面もありますが、中小企業経営をする分には、様々な支援が手厚いのは確かです。
無料相談について
最初に断っておきますが、無料相談といっても、中小企業診断士や社会保険労務士などの専門家を全て無料で活用できる訳ではありません。
通常は、初回の無料相談、又は公的機関からの派遣ということになります。
初回の無料相談
専門家のサービスがどのようなものかが分かりづらいということもあり、通常の専門家は初回に「無料相談」の機会を設けています。自分も無料相談は行っていますが、初回は仕事をお願いしたい経営者と仕事を提供できる専門家の「お見合い」みたいなものです。
先日もご相談を受けまして、自分の得意分野だったのですが、お金をすんなりと払ってくれそうもなかったのでお断りしました。無料相談を良いことに、「お手並み拝見」的な態度で来られる経営者の依頼は受けないことにしています。
こちらがいくらアドバイスしても相手が真摯に受け止めないのでは、どんなアドバイスをしても無力だからです。
公的機関からの支援
これは商工会議所などからの専門家派遣が一番多いです。この場合は、謝金は商工会からいただいていますので、こちらにとっては無償ではありません。ただ、税金を使っての支援になりますので、回数に制限があるのが通常です。お困りごとを整理して、方向性をお示しするところで終わってしまいます。
例:東京商工会議所エキスパート派遣
東京23区 https://www.tokyo-cci.or.jp/soudan/expert/
東京都多摩地区(島嶼地域含む)
http://www.shokokai-tokyo.or.jp/consultation/window/expertbank
(こちらから下は企業にも負担があります)
東京都中小企業振興公社 専門家派遣
http://www.tokyo-kosha.or.jp/support/shien/specialist/index.html
さいたま市産業創造財団
http://www.sozo-saitama.or.jp/expert/expert.html
埼玉県産業振興公社
http://www.saitama-j.or.jp/kikaku/haken/
他にも、国の制度で「ミラサポ」という専門家派遣の枠組みがあります。
ただ、こちらは遠方の企業様との初回ご相談限定とさせていただきます。
https://www.mirasapo.jp/specialist/index.html
ご注意いただきたいこと
商工会などの専門家派遣制度についてご紹介させていただきましたが、専門家派遣でサポートする範囲には限度があります。回数が限られていますし、課題を見つけて「解決の方向性」をアドバイスするところまでの範囲になります。
通常は、問題を見つけたら一緒に解決してくれるコンサルタントを求めている方が多いのではないかと思いますので、公的機関で相性の確認をしていただき、その後は双方の望む内容でご支援させていただきます。
経営改善計画、最近法律が施行された経営力強化計画、日本政策金融公庫からの有利な条件での借入である経営力強化資金など、経営者をサポートするメニューを揃えております。
もし、ご興味がありましたらお問い合わせください。
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私、山下哲博は店舗ビジネスの発展支援と資金調達サポートを強みとする、小規模事業者向けのビジネスコンサルタントです。
・補助金や事業計画のサポート
・売上増加につながるご支援
難しいことを分かりやすく、経営者の右腕になるべく帆走型のサポートを行っています。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
あとがき
スティーブ・ジョブズという映画を見てきました。経営者にはビジョンやこだわりが必要なのですが、映画でのジョブズはとても極端な人物として描かれていました。あのくらいのこだわりがないと世界を変えることはできないよなと感じました。