タイプ別フランチャイズの考察①無店舗FCの良い点

少し前に一般の方から問い合わせを受けて回答したので、改めてこちらにも書いてみます。

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低い開業資金とローコスト運営

店舗が無くても開業できるフランチャイズは、実はあれこれあります。サービス業で、こちらからお客様の元に出向いていくサービスだと店舗は無くても何とかなります。規模が大きくなって従業員を使うようになれば、拠点は必要ですが、その場合でもワンルームマンションなどを事務所として使えば対応できます。

かかる費用としては、本部への加盟金と研修費用、保証金くらいですから、200~300万円位で開業できます。仕事がないうちは従業員も要らないので、自宅で開業すれば低コストで開業でき、ローコスト運営ができます。

 

自分の業務を明確にできる

もう一つのメリットは、自分が何屋であるのかハッキリさせることが出来る点です。私も士業として開業していまして、思いがけない仕事が入ってきたりして、未だに何屋か定まっていない部分があります。中小企業診断士は独占業務が無いのですが、会社の経営そのものを理解していること、ロジカルに説明したり文章を書くことができます。汎用性があるというか、使い勝手が良いというか、いろいろな仕事のオーダーをいただきます。

ただ、普通の人が「なんでもサポート」という看板をあげて開業しても、そうそう仕事は来ないと思います。「何でもサポートする」ことをうたっているフランチャイズに加盟すれば、様々なサービスがメニュー化されていますし、サービス提供について本部で研修があります。

そして、同じチェーンに加盟している仲間がいます。仲間と情報交換しながら事業に取り組めるメリットも大きいです。

無店舗フランチャイズ、不安に思う人もいるかもしれません。ただ、自分の営業力と評判次第で可能性が開けます。会社員としてやりつくした後であれば、悪くないビジネスだと考えます。

あとがき
今日から東京郊外にこもって経営改善計画策定研修を受講しています。研修が終わったら3連休!頑張ります。