フリーランスは、壁にぶつかった時に事業計画を作ってみる。

フリーランスとして事業をやっていると、目の前のことで目一杯になりがちです。そして、目の前の忙しさが落ち着くと、以前と状況が変わっていたりします。そういう時には一歩引いて次のことを考えてみる機会なのかもしれません。

5a14752beb87cb3542a79fb8fe30d0a3_s

フリーランスの流行り、廃り

得意分野を活かしてフリーランスになられた方は、様々な専門分野のプロフェッショナルだと思います。文章を書くライターさん、写真を撮影する方、インターネットのデザインをされる方などです。

そういった方々は、独立当初は顧客開拓に苦労したものの、一旦落ち着いた後、再び顧客獲得に苦労するようになったというのであれば、要注意です。

以前は得意分野であっても、インターネットなどで更に安い金額で受注する競合が出てきたり、トレンドが変わって、他の方に仕事が流れているかもしれません。

 

事業には計画が必要

フリーランスといえども個人事業主であり、専門性の高いサービスを提供しているプロフェッショナルです。ただ、高い専門性を有していることと、将来の計画を立てていることとは別です。

事業を営むには、主要なサービスとそれを求めている見込み客が必要であり、どうやって見込み客を獲得するか、競合とどうやって差別化していくかを明確にしなくてはなりません。それを文章化するのが事業計画です。

 

事業計画の作り方

事業計画を作成するには、自分自身の業務について現状分析をしなくてはなりません。そして、その事業が誰に、どのように売れるのかを検討する必要があります。

また、事業計画は先の計画になりますので、100%正しいものにはなりませんが、現時点の取組、これから取り組んで行くことがどのように売上につながっていくのか、根拠を積み上げていく必要があります。

そして、計画ができたら進捗管理を行うことが必要であり、目標に届かないようであれば、どのようにすれば目標を達成できるのか、足りないモノをどのように補うのかを考えていくことが必要です。

事業計画の作成については、自力で作成することが難しいのであれば、公的機関などに依頼すれば専門家によるアドバイスを受けることができます。その結果、これまでとは違った新しいことに取り組むのであれば、計画作成のための定期的なサポートを受けることができるようになる自治体が多いです。

事業計画の作成は全ての基本になりますので、ご興味がある方は是非お問い合わせください。

 

=====

私、山下哲博は資金調達サポートとフランチャイズを専門分野とする小規模事業者のビジネスサポーターです。特に、これから成長していこうという企業様の資金確保については、事業計画の作成や補助金の獲得などでサポートしております。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

 

あとがき

仕事仲間と秩父へサイクリングに行ってきました。標高の高いところは紅葉が非常に綺麗でした。その代わり、日が落ちると猛烈に冷え込みました。